Last Up Data /2017.06. 15

バラ苗の選び方


それぞれの長所、短所をご理解いただき、これからのバラ苗選びに少しでも 参考なればと思います。

<新苗選びのポイント>

 前年の秋頃に芽接ぎ(畑で接木するので居接ぎとも呼びます)、または 1月頃に切り接ぎ(揚げ接ぎ)したものが4月頃からポット植えで 販売されます。 比較的安価、品種も豊富で四季咲き種は花を確認して購入できる利点があります 。 良い苗は芽接ぎ、切り接ぎを問いません。新鮮で太く詰まったもの、健全で病害虫のないものを選びましょう。 

<大苗選びのポイント>

裸苗や根巻き苗とも呼ばれています。 新苗をひと夏 畑で育て 秋に堀上げて10月の下旬頃から裸苗(ピートモス等にくるんだ状態またはポットに仮植え)で店頭に並びます。一季咲き種の初年度の開花は期待できません。 掘り上げるときに根、枝を切っていますから植え付けには十分注意が必要です。 切り口が枯れこんでいたり、芽が動きはじめている苗はよくありません。 枝が2〜3本出ており傷のない新鮮で充実した苗が好ましいです。

<鉢苗・ポット苗選びのポイント>

新苗をポット仕立てで育てたもので、大苗に比べ太さや大きさでは見劣りしますが しっかりと小根が張っており、植え付後のリスクも少なく通年植え付ける事ができます。 長尺物のつるバラの販売もあり、即アーチ等にも対応できます。殆どの品種が初年度から開花を楽しめます。 手間がかかる分、大苗に比べ価格は高く販売されていますが特に初心者にお勧めしたい苗です。

<バラの繁殖について>

バラの繁殖には実生、挿し木(オウンルート苗)、接木がありますが、一部を除きほとんどは野生バラに芽接ぎまたは切り接ぎされたものが接木苗として販売されています。 接ぎ木は野生バラの力強い生命力を利用したものであり、日本の風土にあったノイバラと呼ばれるロサ・ムルティフローラの中でも生産性や耐病性、抵抗性に優れた選抜品種が使われています。